勉強方法と受験の対策サイトTOP > 勉強のやり方 > 復習の方法とやり方〜記憶に定着させるコツとは?

復習の方法には、効果的なやり方がある

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復習の方法を知っていれば、自分の思ったように勉強内容を記憶できるようになります。学習に予習・復習が必要ということは、みなさんもご存じだと思います。

しかし、ただ無暗に復習をたくさんすればいいのかというと、それは間違いです。
中学・高校の受験勉強や、大学センター試験の勉強、資格試験の学習においては、復習のタイミングというものがあるのです。これは脳科学的に解明されています。

一度は聞いたことがあるかもしれませんが、「エビングハウスの忘却曲線」というものがあります。これは人間の記憶が、どのようにして忘れられていくかを調べた実験です。

それによると人は20分後に42%を忘れるそうです。
せっかく勉強をしても、20分もしたら半分近く忘れてしまうわけですね。さらに、1時間後には56%を忘れてしまいます。1日たつと74%も忘却してしまうというのですから、人間はいかに忘れやすい生き物かがわかりますね。そこで受験勉強には復習の方法が必要になってくるのです。

1日をすぎると、そのあとは緩やかな忘却曲線を描いていきます。
1日後と1か月後の記憶力には、それほど差がないというわけですね。

エビングハウスの忘却曲線からわかることは、一度勉強したことは、できるだけ早く復習をすべき、ということです。そうすれば忘却曲線は緩やかになります。20分もすれば半分近く忘れるのですから、授業のあとは、もう一度、頭のなかで授業内容・講義内容を思い出してみるという、たったそれだけのことで記憶の定着度が違ってきます。

復習の方法においては、20分後にこだわる必要はなく、1時間後あるいは、その日の最後に復習するやり方でも大丈夫です。要はその日のうちに、いつでもよいので1回だけ時間をとり、復習をすることによって、記憶にとどめておけるのです。これこそ勉強方法の基本です。このタイミングで復習すれば、その日学んだことを無駄にせずにすみます。

もしも予習をして授業を受けていれば、その日の最後の復習をした時点で、3回学んでいることになります。このように最初の3回は近接させて学習をすることがポイントになります。

私の勉強方法だと、1度目の学習をしたら、まずその日のうちに1回、復習をします。
つぎに1日後の同じ時間帯に、2回目の復習をします。これで3回学んだことになります。

あとは1週間後、1か月後と勉強を復習していけば、より強固な記憶として定着します。
さらに、そのあとも、3か月後、半年後、1年後というように、「間隔を広げるような感じで」復習していけば、記憶は完璧に長期記憶として定着することでしょう。

 


復習の方法は、このように、1回だけやればいいのではなく、繰り返すことがポイントになります。「読書百遍、意自ずから通ず」という言葉がありますが、教科書や受験参考書、テキストは100回くらい読めば、自然と意味はわかりますよ、ということですね。

この100回というのは、もちろん、それくらい繰り返すことが大事という意味ですが、その時点での反復の重要性を言っているのであって、時間を空けての回数ではありません。間隔を空けずに、あまりに頻繁に繰り返しすぎても、復習の方法としてはよくありません。逆効果になります。

たとえば勉強した10分後に1回目の復習、さらに10分後に復習するとしたら、たとえ3回連続で学習したとしても、ある程度の期間をおいて復習する方法と比較したら、効率的ではないのです。

脳の特性として、ある程度の期間をおいたほうが、そのあいだに脳のなかで記憶の整理が進みます。ですから、あえて、復習の間隔を空けたほうがいいわけですね。1日の最後に復習したのなら、つぎは睡眠をはさんだ1日後の同じ時間に、その次は1週間後・・というように。

ただし「同じ時間内」にかんしては、何度も覚えようとする事項を”反芻する”ことは大切でしょう。たとえば漢字の書き取りや英単語のライティングなどでは、紙に何度も繰り返し書くわけです。そのときに50回紙に書いたからと言って、それは50回の復習をしたことにはなりません。同じ時間帯の勉強ですので、それは1回の学習と勘定します。

これは英語のヒアリングやリーディング、そのほかの教科の黙読や音読でも同様です。
エビングハウスの忘却曲線から導き出される「復習の回数」というのは、時間を空けての反復回数ということです。

復習の方法は、このように、ある程度の間隔を空けることで記憶の整理がなされ、効果的に脳細胞に刻み付けていくことができます。これはレミニセンス現象(効果)といいます。この原理からすれば、一夜漬けや徹夜のテスト勉強は、記憶に定着しないということですね。

積み上げていく受験勉強において、これでは砂上の楼閣になってしまうので、一夜漬けはもっともやってはいけないことです。もしやるにしても、一夜漬けをせず、前日に勉強を行い、睡眠を十分にとって臨むほうがいいのです。睡眠中に前日に覚えたことが整理・強化されるからです。これがレミニセンス現象です。

 


高校受験や大学センター試験、あるいは模擬試験(模試)や難関資格試験でも、「記憶すること」は欠かせません。この記憶には海馬という脳の部位がかかわっています。海馬は、外部から絶えず入ってくる情報の取捨選択を行い、重要なものだけを長期記憶へと振り分けています。記憶の関門、関所といってよいでしょう。

そこで、勉強したことを、いかにして「重要なこと」として海馬に認識させられるかがポイントになります。そのための最有力の手段が、繰り返すことなのです。つまり復習です。「こんなに繰り返されるのだから、きっと重要なことに違いない」と海馬は"考える"わけです。

そうすると1か月くらいかけて、短期記憶から長期記憶へと昇格されるのです。海馬に一時的に保持されている「1か月間」は、何回か復習の機会をもうけることが大切です。

ただ、復習の方法や仕方の注意点としては、前述したように、ある程度の間隔が必要です。復習のタイミングですね。勉強内容を「短い間に」復習しすぎても、成績や偏差値はアップしないことを心得ておきましょう!

第一志望の高校や大学に入学しようと、気持ちが焦っていると、どうしても復習の時間を空けずに頻繁に繰り返しがちです。間隔をあけない復習の方法は「単調な刺激」となり、かえって脳に入らなくなります。ある程度、復習の間隔を空けたほうが、「新鮮な刺激」となるので、かえって頭に入ってきます。エビングハウスの忘却曲線によれば、そんなに頻繁に復習しなくてもよいのです。

まずはリラックスして余裕をもつことが志望校合格、資格試験合格には必要といえます。一度でも記憶できたという体験をもてば、それこそが、あなたにもっとも合った復習の方法、タイミングといえるでしょう。




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【あとがき】
復習の方法といっても、数学(算数)、国語(現代文、古文、漢文)、理科、物理、化学などによって、それほど違うものではありません。やはり本文で解説したように、それぞれに共通しています。記憶するのは、あなたの脳細胞だからです。厳密に言えば、脳内ネットワークですが・・・。
英語や社会科(歴史、地理、公民、倫理)なども復習が大切な科目です。英単語は、その勉強時間内においては、何度も反芻すべきでしょう。しかし、その時点で覚えたつもりになっても、どうしても時間がたてば忘れてしまいます。1時間後には54パーセントが忘却されるという事実を「忘れては」いけないのです。英語の学習においては、まさに積み上げが肝心になります。英単語の暗記量が多いほど、辞書にたよらずに物語文などを読み進めていけますので、その後の英語の勉強がかなり楽になります。覚えた端から英単語を忘れたのでは、何にもなりません。間隔をあけて復習をすれば、長期記憶として覚えることができます。
模試の復習も大切です。模擬試験を受けているときの脳というのは、最大限の集中力を発揮しています。ということは記憶力も高いはずです。このときに格闘した問題文というのは、記憶に残ります。ですから模試のあとに復習をするかいなかで、その後の学力に影響が出てくるのです。しっかり答え合わせをして、間違った箇所を自分のものとしましょう!
復習の方法、やり方といっても、テレビを見ながらダラダラとやっていたのでは、おそらく勉強にはなっていないでしょう。一度は学んだことですので、復習は短時間で済むはずです。勉強の復習の特徴としては、回数をへるほどに学習時間が短縮できるようになります。速読して読めるわけですね。1時間の授業をうけて学んだことでも、15分や10分で復習することも可能です。
復習は、まとめノートを使うと効率よく進められます。ただし、丸写しは何の意味もないので注意しなければなりません。写しているときは、きれいに書こうとか、そっくり転写しようという方に気持ちが言っていますので、内容の復習にはならないのです。もう一度読み返す必要が出てきます。それなら、丸写しをするのではなく、教科書や受験参考書を、そのまま読めばよいのです。
まとめノートの意義は、自分の言葉として、要約してまとめることにあります。このときに前頭葉のワーキングメモリが活性化し、海馬も使われます。シータ波が出るので、集中力や思考力、記憶力はマックスになります。短く、要点だけをまとめたノートは、あとから読み返しやすくなります。教科書や分厚い参考書だと、読みかえすのもひと手間ですが、簡単にまとめたノートなら、あとから読み返しやすいものです。これも有効な復習の方法です。ふんだんにイラストや図を使いながら書きましょう!蛍光ペンで色づけしてもいいですし、ノートの真ん中に線を引いたり、折ったりして使えば、よりいっそう愛着がわくものです。
とにかく予習と復習は、勉強方法の肝です。予習も大事ですが、繰り返すことのほうがもっと大事です。勉強は積み上げだからです。毎日の復習によって、偏差値アップ、国家試験や公務員試験、TOEFLやTOEIC、英検といった検定の合格を勝ち取っていきましょう!東大や一橋大学、早稲田、慶応、上智、関西学院などの一流大学の合格、司法試験のある弁護士、行政書士、弁理士、税理士、司法書士などの難関資格試験の合格といっても、結局は理解と記憶が2つの軸です。それには徹底した反復が大切になります。勉強は復習が大事・・・このことは、一瞬で記憶できるサヴァン症候群のかたでもないかぎり、勉強方法の王道といえるでしょう。