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速読術の練習法のポイント

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速読術のトレーニング法は、どのように行えばよいのでしょうか?巷には、いくつかの流派があります。これから速読法を始めようという人は、迷ってしまうほどの数ですよね。

私はすべての速読法を知っているわけではありませんが、そのいくつかを試したり調べたりしました。速読法のアプローチは、だいたい以下のようにまとめられると思います。
  • 眼筋を鍛えることによって、目を早く動かせるようにする。
  • 視野を拡大し、ブロックごとに読んだり、数行をいっぺんに読んだりする。
  • イメージ力を鍛え、右脳を活性化させる。ページを写真のようにとらえる。
  • 呼吸法によって気分を整え、アルファ波を出すことによって脳力開発する。

速読術のトレーニング法は、なかなか独学では難しく、実際に速読教室に通ったりしなければ習得は困難かもしれません。市販に出ている速読本は、それだけを読めばマスターできるほど、甘くはないと思います。なかには速読セミナーなどの宣伝と化している本もあったりします。

それでは、独学では速読術はマスターできないのでしょうか?
私は、そうは思いません。速読というのものが、どういった仕組みなのか?を分析することによって、自分ひとりでも、自宅で習得することは可能です。

速読術のトレーニング法として、いろいろな流派で言われていることを寄せ集めて、私なりにまとめてみました。
  • 眼筋トレーニング
  • 視野拡大訓練
  • 高速読み訓練
  • ページめくりトレーニング

ざっとこんなところでしょうか。
もちろん腹式呼吸法などを取り入れたり、リラックス法を取り入れることで、よりいっそう高速に読めるでしょうが、煩雑になるので省きました。右脳速読やフォトリーディングのように、潜在意識とかを言い出すと煩雑になるだけで、初心者には速読が困難になるからです。より核心にせまった速読の方法だけを説明していきます。

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まず速読術のトレーニング法として絶対に欠かせないものが、目の筋肉の訓練です。
文字を速く読むということは、目を速く動かすということです。目の筋肉が脆弱であれば、視点を速く移動できません。

眼筋トレーニングとしては、目のまわりを取り巻いている「外眼筋」を鍛えます。これは簡単で、目の前に人差し指を、15センチくらい離して立ててます。その指先を高速で10秒間くらい交互に見比べます。これは外眼筋のなかでも、内直筋と外直筋を鍛えます。横文字を速読するときに役立ちます。インターネットでは横文字が多いので欠かせませんね。

同じような要領で、目を上下に高速に10秒間くらい繰り返せば、それは上直筋と下直筋を鍛えることになります。これは縦書きの文庫本を読むときに、重宝します。日本語は横書き以外に縦書きもあるので、この訓練も欠かせません。反対に、外国人の場合は必要ありませんが、眼筋のバランスということを考えると、まんべんなく鍛えておくことには意味があります。

そのほか「毛様体筋」という、遠近調節を担当している眼筋も鍛えておくとよいでしょう。速読に直接かかわるわけではありませんが、初期の近視(仮性近視など)の視力回復に効果があります。受検勉強や資格試験の学習では長時間、目を酷使しますから、勉強の合間に遠くを見ることと併用して、目をいたわってみてはいかがでしょか?

このように目を速く動かすことによって眼筋を鍛えますが、できれば、その前に目のストレッチをしておいたほうがよいでしょう。万が一の眼筋の肉離れを予防できます。

 


さて速読術のトレーニング法は、これだけではありません。
速読法では、一瞬で多くの情報を、後頭葉の視覚野に送り込む必要があります。そのために視野拡大訓練が必要となります。

これも、別段むずかしいことはなく、たとえば新聞紙を広げて、それを一目で視野に入れる訓練をしたりします。あるいは左右の視界ぎりぎりのところに手を置いて、その手を動かして、それを見るようにしたりすることも有効です。もうそれ以上だと見えなくなるというところから、さらに1センチくらい手を広げて、それを何とか視野にとらえようとすると、とても効果があります。これも左右をやったら、上下も訓練します。

視野拡大訓練は、このように手をつかってもいいですし、実際に文庫本を開いて、文字をブロックごとに見るトレーニングを積んでもよいでしょう。より実践に近い速読訓練ができます。

速読術のトレーニング法の基礎体力は、以上の訓練で養うことができます。これらの訓練をやるだけでも、2倍や3倍の速さで読めるようになりますが、さらに応用のトレーニングを積めば、5倍、6倍のスピードで読むことが可能になってきます。1分間に1万文字以上も夢ではありません。

 


まず応用法として、高速読みトレーニングがあります。これは、本を用意して高速に読む訓練です。読書のときは黙読しているようでいて、実際には唇が動いていたり、脳内で追唱していたりしがちですが、それを断ち切る訓練です。音読して読むのではなく、「目で見る」つまり「視読」をマスターするためのトレーニング法です。

ページめくり訓練も、同じ目的です。これによって「瞬間視」を鍛えることができ、脳の情報処理スピードが跳ね上がります。高速で文字を追っているときは、脳は認識していないようでいて、潜在意識下では、じつはしっかりと認識しています。これをサブリミナル効果といいます。

高速読みトレーニングには、いくつかのやり方があるので、もっとも合ったものを採用するといいと思います。すべてやってみて、一番しっくりくるものを選びましょう。
  • 1文字1文字のすべてに視点を合わせて、高速読みをする。
  • 上と下の2文字だけを結ぶようにして、速読する。
  • 時間配分を決めて、速く読む。

まず1文字ずつ視点を合わせるようにして速読する方法は、「ひと晩で5冊を読めるようになる」というキャッチコピーで知られる、橘遵氏ひきいるSP速読学院で指導している方法です。これは動体視力のスーパービジョントレーニングでいうところの、追従性動体視力を意識した方法。お手玉を空中に放るとき、それをずっと目で追うような感じです。

それにたいして、行頭と行末の2文字だけを結ぶようにして読む方法があります。脳開コンサルタント協会の呉真由美さんが主張している方法です。これは2文字間を跳躍するので、スポーツビジョンでは跳躍性動体視力といいます。スポーツでは、この動体視力が使われます。そのため呉真由美さんの速読訓練をすると、野球のバッティングが上達するのです。

 


さて以上が速読術のトレーニング法の主な内容ですが、だれでも今日からすぐに取り組める訓練法があります。それは時間制限を設けて読むということです。

誰でも経験があるのではないでしょうか?あと10分しかないとわかれば、普段よりも集中力や思考力、判断力、読解力が増し、とてつもない速さで読めるものです。こういった時間制限を設けながら読む訓練を毎日行うことによって、しぜんと速読の方法が身についていきます。

そのほかの方法としては、お気に入りの本を一冊決め、それを何度も読んでいると、内容が分かっているので、速読できるようになります。1回目よりも2回目のほうが速読できるのは、当然といえるでしょう。再読の回数が5回や6回にもなれば、1回目とは比較にならないくらいのスピードで読めるものです。

受験参考書や教科書自体を何度も反復しながら、同時に速読の訓練をかねてもいいと思いますし、テキストとは切り離して、「合格体験記」を何度も読むようにしてもいいでしょう。あるいは、まったく受験とは関係のない歴史小悦を速読の教材として、繰り返し読むこともオススメ。息抜きにもなりますし、イメージトレーニングにもなります。

 


速読術のトレーニング法で、テキストや教科書、受験参考書を速く読めるよになれば、受験勉強中に何度も回転させることができます。人よりも多く復習ができるので、それだけ確実に長期記憶として定着できます。残った時間は、徹底して過去問を解くことに充てればよいのです。

中間・期末試験や模擬試験(模試)、本番の試験においても、速読をマスターしていれば、速く読めるので早く終えることができます。気持ち的に、かなりの余裕となることでしょう。残った時間は、何度も見直しができるので、間違いが減ることにもなります。

英語の読解においても、速読は欠かせません。英文に特化した速読訓練もやってみる価値があります。今やインターネットをはじめ、情報があふれている時代。受検勉強にかぎらず、速読は、そういった時代を生き抜くための必須のツールといえるかもしれませんね。




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【あとがき】
本文でもちょっと触れましたが、速読の流派、会派にはいくつかあります。ざっと挙げると、まずは川村明宏氏率いる新日本速読研究会。元祖ジョイント式ハイパー速読術として有名ですね。むかしは左脳速読を標榜していた記憶があります。さらに栗田昌裕氏率いるSRS速読法(スーパーリーディングシステム)。栗田博士は指回し体操で有名。講座の受講と通信教育があります。ということは、自宅でも習得が可能ということでしょうね。
速読術のトレーニング法として面白いのが、フォトリーディング。1ページを一つのイメージとして考え、潜在意識を「意識」した速読法です。写真記憶のように、ページをイメージでとらえます。2日間の集中講座とホームスタディ講座があります。勝間和代氏も本で書いていますね。そのほか速読術のトレーニング法として、ISO式速読、七田式右脳開発、日本速読セミナー、日本速読教会などがあります。
速読のトレーニングが無料でできるフリーソフトやアプリもあったりします。3Dの両目で右脳を鍛える速読術なんていうのもありますね。速読術の練習法として、DSや30倍速読術、吉田式、王様の○○なるものもあります。
受検勉強においては、教科書が速く読めるようになるし、実際の試験でも早く終えるメリットがあります。しかも目を酷使しがちな毎日の学習において、視力回復効果も期待できるのですから、速読を研究しない手はないと思います。脳力開発というメリットもあります。