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英語の上達方法は、脳に圧力をかけること

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英語上達の方法を解説していきます。
そのまえに、一言で英語といっても、大きくわけて次の4つがあります。当たり前のことですが、一応確認したいと思います。
  • リスニング
  • スピーキング
  • リーディング
  • ライティング

このうちのどの能力を向上させたいのかによって、英語の上達方法やアプローチは違ってきます。インターネットでの外国のサイトや洋書、英字新聞を読めるようになることが目的なら、リーディングにとくに力を注ぐべきでしょう。そのほかのスキルにも、同じようなことがいえます。

また、それぞれのスキルはお互いに関連しあっているので、リーディングの上達がスピーキングやヒアリングのマスターへとつながっていきます。ですので、できるだけすべてのスキルをバランスよく向上さえていくことが、英語の上達方法としては理想です。

ただ脳科学的にいえば、会話と読み書きでは、脳の使われる箇所が異なります。言語を聴き取るときは左脳のウェルニッケ野が、言語をしゃべるときは左脳のブローカ野が使われます。読み書きの場合は、左脳にある角回という場所が活性化します。ですから、スピーキングやヒアリング、リーディングは、厳密に言えば、それぞれ別個の「脳力」といえます。とはいえ、黙読しているときも、脳内では音読(追唱)していることが多いので、実際にはもっと複雑に関連しあっています。

ここで述べることはTOEFL(トーフル)やTOEIC(トーイック)や英検(英語検定)で高得点をとって合格するためにも役だつ知識となります。

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さて英語の上達方法を解説するにあたって、まずはリスニング能力にしぼって解説したいと思います。これは、ほかの英語の能力にもいえるポイントですが、脳に圧力をかけることが英語力のアップには欠かせません。

これはどういうことかというと、自分の脳にしっかりと汗をかいて、自分の頭で考え、悩みながら英語を勉強していくということです。いっけん時間がかかりそうですし、遠回りをしているような感じがするものです。しかし、けっきょくはそのほうが確実に英語を身に着けることができるのです。

リスニングでいえば、スピードラーニングのように、「ただ聞き流すだけ」といったスタイルでもかまいませんが、それだと実際には、なかなかヒアリングが身につかないことがあります。そういった方法は、電車の中など、通勤・通学時に活用すると効果的です。机の前に座って行う学習法ではないことは明白ですね。

スピードラーニングは、「意識」をつかわずに、「潜在意識」に刷り込ませていこうという趣旨の英語教材です。その理論にも、それなりの根拠がありますが、その方法で結果が出ない人は、やり方を変えてみましょう。

効果的な英語のヒアリング上達方法は、ディクテーションです。
これはCDなどに録音された音声を集中して聴いて、それを書き取っていくという英語の勉強法です。ただ聞き流す方法とくらべて、脳に汗をかく度合がまったく違います。その結果、短期間で英語のヒアリング上達がみこめます。書き取ったら、そのあとに必ず「答え合わせ」をすることが大切です。書きっぱなしでは上達につながりません。

音声で何と言っているのか、全神経を集中するので、当然のことながら集中力がいります。実際にやってみると、なかなか思ったように書き取れないものです。しかし「任天堂DSの英語漬け」などにも取り入れられているほど、有効な方法です。

ネイティブがしゃべっていることを聴き取って、そのまま書き取りをするのですから、あまり長い例文だとだめです。短文を聴いて、それを書き取るようにします。
それはワーキングメモリを鍛える訓練でもあるからです。

背外側前頭前野にあるワーキングメモリは、容量が限られています。
文字数でいうと7文字程度しか、一度に扱えません。これをマジカルナンバー7といいます。一度にまとめて聴く「かたまり」は短いほうが、効果的な訓練になるのです。

前述した「脳に汗をかく」とは、いいかえると、ワーキングメモリをしっかり使うということです。これこそ英語の上達方法の秘訣です。先ほどのスピードラーニングの場合は、ワーキングメモリ(=顕在意識)をむしろ沈静化させて、直接、潜在意識に入れていこうという理論になります。それが悪いというわけではありませんが、その手法は、言ってみれば催眠術に通ずるものがありますね。

 


さてネイティブがしゃべることを、「なんて言ってるのだろう?」と苦心して、必死に聴き取り、それを紙に書こうとする行為は、かなり脳に汗をかきます。その結果、最短距離でリスニング力の習得に結びついていきます。

これは、スピーキングやリーディング、ライティングといった、ほかの英語のスキルにも通ずる考え方です。スピーキングなら、留学したりして、実際に悪戦苦闘しながら現地の人と、英会話でコミュニケーションをとろうと悪戦苦闘する。はじめはうまくいかないでしょうが、脳に汗をかいています。なので、英会話の上達が急加速するのです。

自宅で早朝に、基礎英語を聴いたり、あるいはNHKの講座を受講することも大切ですが、自分を窮地に追い込むことによって、一気に、あなたの英語力は花開きます。家で地道に続けていくことでも英語力はそれなりに上がりますが、どうしても、それでは「井の中の蛙」になりがちなのです。

このように脳に汗をかいて学習する英語のやり方で言えば、洋書や英字新聞を辞書なしで読んでいくことも、効果的な訓練、トレーニングとなります。いままで高校や大学で学んできた英単語のボキャブラリーでいいので、一生懸命に意味を考えながら読んでいくのです。そうすることによって、すぐに日本語訳をみたり、すぐに辞書を引いて意味を調べるような学習法よりも、ずっと濃い英語の勉強ができます。

英単語を暗記するときも、単語帳などで、英単語とその意味だけを繰り返し見るよりも、ストーリー(物語)のなかで、その意味を必死で「推測」していくほうが、あとから、その意味を知ったときに英単語が記憶に「焼き付きます」。

自分のワーキングメモリに汗をかきながら悪戦苦闘することは、最高の英語上達の方法といえるのです。英語がなかなか上達しないと悩んでいる人は、一度試されてみてはいかがでしょうか?この手法は、もちろんビジネス英語でも使えます。無料でもできる方法なので、やってみる価値はあります。

脳に汗をかくといっても、必要以上に緊張することはありません。
過度な緊張は、かえって記憶力や集中力、思考力を削ぐことになります。ですから、好きな映画を字幕なしで観てみる、ということから始めてみてはいかがでしょうか?そのさいも、あとで字幕つきで観るなどして、かならず「答え合わせ」をすることがポイントです。それでこそ英語の「学習」になるのですから・・・。