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朝の勉強は効果的?

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朝の勉強が効率的と聞くので、やってみたいという人がけっこういます。早朝に早起きして学習すると、ふだんよりも記憶力や理解力がアップするような気がして、とても魅力的に見えるのでしょう。

結論から言うと、朝に勉強することは効果的でもあるし、かえってマイナスになる危険を秘めているともいます。要は、やり方の問題です。正しい方法で朝勉をすれば、それは、あなたの受験合格への力強い習慣となってくれることでしょう。

さて、朝の勉強というものは、脳科学的にみると、とても効率的な時間帯です。ホルモンの関係からいって、朝から午前中にかけての時間帯は、脳が冴えています。

睡眠時は脳内を整理するときなので、その直後ということもあり、脳内はきれいに整頓された状態になっています。人生でいえば、真っ白なキャンパスをもって誕生したばかりの「新生児」といった感じでしょうか。それにたいして夜の勉強は、人生にたとえると「老人」の時期ですので、記憶力や思考力も鈍っています。

脳科学から見れば、朝がもっとも記憶力が高く、その後、だんだん低下していくというわけですね。べつに早朝ではなくても、午前中も同様の効果が期待できますから、とくに早起きする必要はないかと思います。

資格試験の合格を目指している主婦やフリーター、あるいは大学受験をひかえている浪人生の場合は、時間が自由だと思います。なので、とくに4時とか5時とかに起きる必要はありません。ふつうに8時とか9時に起きて、「午前中」に勉強すればいいと思います。午前中は人生でいえば「青年期」であり、記憶力が抜群の時間帯なのです。

 


でも出勤前の朝の時間に学習をしたい、サラリーマンやOLの場合は、朝に勉強をするとしたら、早朝に起床しなければならなくなります。早起きは三文の徳ともいいますし、健康にもよさそうなイメージがあります。実際はどうなのでしょうか?

社会人の場合、あえて早朝に勉強することは、あまりお勧めできません。
するとしても、20分程度にしたほうがよさそうです。早朝は、周りが寝静まっていて、「静けさ」がただよっています。資格試験などの学習に集中するには、絶好の時間帯です。また前述したように、朝の時間帯は、脳がまっさらの状態ですから、どんどん記憶していけるというメリットもあります。

しかし前日の就寝が12時で、5時起床というスケジュールだと、どうでしょうか?たったの5時間しか眠っていません。脳科学的には、前日に覚えた記憶を整理するためには、最低でも6時間は寝ないといけない、といわれています。最低でも6時間は睡眠をとるべきなのです。

朝の勉強をしたいがために、睡眠時間を削ることほどナンセンスなことはありません。睡眠中には、じつは、前日に学んだことを脳内で反復しています。つまり潜在意識下で「復習」をしているのです。徹夜や一夜漬けをすると、すぐ忘れてしまうというのは、睡眠による記憶の整理をしていないからです。

 


ただし、もともと朝型人間で、早朝に起きることが快感という人は、もっとも朝勉に向いているといえるでしょう。目覚まし時計で無理して起きるのではなく、しぜんと起きれるタイプの人です。そういった人は、朝の勉強のメリットを思う存分、享受しましょう。

朝の学習に無理があるか、ないかの判定ポイントは、日中に眠気があるかどうかです。もし朝勉をはじめてから、日中に眠気が出て、ひんぱんにあくびをするようなら、体と脳に、かなりの無理がかかっている赤信号になります。

眠いのに無理に早起きすることは、副腎皮質からコルチゾールというホルモンを分泌させます。それは血糖値や血圧を上昇させることに・・・。つまり、つらいのに朝の勉強を無理して行うと、1日中、血糖値や血圧が上昇して、肥満や生活習慣病の原因となりかねないのです。ダイエットしたい人は気を付けなければいけません。

睡眠不足になると免疫力が低下するので、風邪にもかかりやすくなります。いったん風邪をこじらせると、長い間、勉強できないという事態になりかねません。そうなると、なんのために早朝の勉強をはじめたのか、わからなくなりますよね?

コルチゾールというホルモンは、本来、ストレスに対処するために大切なものですが、分泌量が多すぎると、脳の海馬が打撃をうけます。海馬は記憶を統制している箇所なので、コルチゾールによって海馬が影響をうければ、記憶力が低下するという事態に見舞われます。朝の学習をしているときは、すっきりと勉強できるかもしれませんが、無理に早起きする習慣があると、「長い目で見て、記憶力が低下しかねない」のです。

朝の勉強は、脳内が整理されたあとなので、記憶しやすい貴重な時間帯。
とはいっても、眠いのに無理して早起きすることは、体と精神の健康を損ない、記憶力の減退にまでつながりかねない、ということです。




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【あとがき】
朝の勉強の場所は、たいていが自宅の机の前だと思います。しかし喫茶店(カフェ)やマクドナルド(マック)を利用したりする人もたくさんいます。うんと早起きして、すいている通勤電車に座り、そこにノートパソコンを広げて勉強するというスタイルもあります。東京などの都会では、満員電車のなかでは勉強しづらいので、このような方法は有効かもしれません。足りない分は、昼寝や居眠りを活用するという考え方です。仲間どうして早起きして勉強会を開くというのも面白そうです。
朝の勉強で気を付けるべきことは、朝食をとってから行うということです。起床直後というのは、1日のなかで血糖値が最低の時間帯です。ブドウ糖は脳の唯一の栄養源ということは、聞いたことがあるでしょう。糖分が不足していたら、本来は効果的なはずの朝勉も、その効力を最大限に発揮できません。極力、朝食をしっかり食べてから学習に取り組むようにしましょう!そのさい、できるだけ咀嚼をする、つまり、よく噛むような食事をすることが大切です。咀嚼すると、その刺激が脳を活性化させます。海馬と(ワーキングメモリがある)前頭葉にエンジンをかけるのです。朝食でブドウ糖を補給し、咀嚼してから学習する場合は、そうしない場合とくらべて、各段に勉強効率がアップすることでしょう。これは、勉強方法を考えるうえで欠かしてはいけないポイントです。また朝食を食べて、アゴを動かすことは眠気覚ましにもなります。よく噛んで食べているうちに、ぼーっとした頭も冴えてきます。
本文でも述べていますが、朝の時間帯は記憶力が抜群なので、英語や歴史、地理などをするといいと思います。英単語や英熟語、連語を暗記したり、日本史や世界史の年号や人名を暗唱したり・・・。ですから朝に早起きして、英語のヒアリングをひたすら行う、というのは感心しません。そういったことは朝でなくてもできるからですね。通学途中や夜にやればいいのです。記憶力がマックスの早朝は、それに見合った教科や科目、内容を学ぶべきなのです。
人にはバイオリズムというものがあり、朝型人間とか夜型人間という立て分けができます。夜型人間にとっては、昼に起床したときが、その人にとっての「朝」であり「午前中」になります。要は、起床した直後に勉強すると能率的ですよ、ということなのです。ですから夜型の人が、あえて朝の勉強をはじめなくてもいいと思います。ただし近い将来、中学・高校受験や大学センター試験、あるいは各種検定試験、国家資格試験などは、昼に行われます。ですから、それに合わせたような朝型の生活リズムを、日ごろから作っておくことは大切といえるでしょう。午前中は記憶に最適の時間帯ですが、昼になると作業をしたりアウトプットに適した時間帯になるからです。実際の試験は、アウトプットできるかが勝負になるのです。